真義館全日本大会Plus2024が開催されました。大会は本番ではなく、より厳しい稽古として位置づけしています。
いつもパンフレットの麻山館長の挨拶を読むと心に響きます。そして 大会がスタートしました。
不可能を可能にするのは稽古です。
空手は嘘も言い訳も通用しない世界です。
目標に向かい真剣に取り組んだ時間が、自分にも相手にも負けない心となり、技となります。
怪我、病気、学業、仕事等、思うように稽古ができないこともあったと思いますが、しかしそれは皆等しくあることです。
日常の全てを想定外ではなく想定内として受け入れ、心を瞬時に切り替えて前に進んでください。
必ず道は拓けます。
大会は礼に始まり礼に終わる。
真義館の空手は愛を根源とし、心技体を追求し、礼節を重んじた人間形成を目指します。
日々の稽古では自分を高め相手を尊重し、思いやりの心を持った人間力を育んでいくことが可能です。
大会では通常の稽古より心が動くと思いますが、自分の心身や魂が熱く燃えていても冷静さを保てる心のバランスが求められます。
真義館では大会を『本番』ではなく、より厳しい『稽古』として位置付け開催しております。
今日までの稽古を信じて、誰が見ても恥ずかしくない堂々とした試合になるよう最後まで諦めずに闘い抜いてください。
型も組手も優勝が完成ではありません。
美しく調和のとれた型、魂を燃やす熱い組手は自分自身を進化成長させます。
優勝した選手も優勝出来なかった選手も、自分自身と向き合い改善すべきことを認識し、自分自身をより深め、今以上に完成に近づくように取り組んでください。
全選手の健闘を心より祈っています。
この大会に関わりました全ての皆様に心より御礼申し上げます。
組手
開会式も終わり、いよいよ組手がはじまりました。レベルの高い攻防に判定も難しい試合が多々おこなわれました。 各自、大会に向けての取り組みが真剣だったことが感じられる試合でした。



優勝者による演武
組手の型 古流の型 優勝者による型は美しく深みがあります。 毎年、出場している選手は1年前よりも上達している事がわかります。継続は力なり!





館長の演武
演武の瞬間の写真がすべて美しい。基本を追求し続ける館長の演武 入り込みは受けた人にしかわからない凄まじさがあります。思わずこのようにに体が硬直し無力化になります。



試合が終わればノーサイド!
試合が終われば、敵も味方もなく、お互いの健闘を称えあい、感謝し、友情を深める空手、次回に向けてのチャレンジが始まります。

全選手の皆様 健闘しました。お疲れ様!